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【御礼とご報告】「アナログレコードを自炊アーカイブしてオリジナルハイレゾ音源を作っちゃうおうぜ」イベント
皆さん、こんにちは。

アナログオーディオショウ2015に便乗して開催した、
「アナログレコードを自炊アーカイブしてオリジナルハイレゾ音源を作っちゃうおうぜ」イベントでございますが、
アナログとは畑違いのオリオスペックにも拘わらず、有難い事にこんなに多くの皆さまにお集まり頂いた次第。

analog_お客さん001.jpg
<スタートの図>

analog_お客さん002.jpg
<中締め直前の図 (予定より1時間半延長)  お客さん、増えてるしw>


なんとまあ、予定を一時間半も延長した挙句、一旦中締めした後からもまた1時間以上の延長戦。
皆さん、帰らない。帰る気配すらないw

analog_お客さん003.jpg
<まだまだやってますの図 (中締め後、1時間は過ぎてたじゃないかと )>


講師をお願いした鈴木さん、アツかったですね。全開でちょっと暴走気味ではありましたが、まあ一般の方ですもの。
鈴木節、ここに炸裂。思いの丈すべてを伝えて頂くのですから、そうなっちゃっても致し方ないよね、と思うのでした(笑)
このようなハプニング性、玄人筋の業界関係者さんや評論家先生とは異なる魅力と楽しさがございますね。

で、講師の意向もございまして、鈴木さんご自身がアナログレコードをアーカイブした自炊ハイレゾ、
お客様には存分にお楽しみ頂いております。とにかく目一杯演奏しましたので全てを記録できませんでしたが、
以下の曲は間違えなく流しております。ああ、選曲はやっぱり80'sアイドルマニアックス(笑)
--------------------------------
・セーラー服と機関銃:薬師丸ひろ子
・もう逢えないかもしれない:菊池桃子
・タッチ:岩崎良美
・少女人形:伊藤つかさ
・ビーナス:長山洋子
・春はsa-ra-sa-ra:長山洋子
---------------------------------
※すべて自炊ハイレゾ 24bit/192kHz Wave(講師の鈴木さん作成)

analog_system001.jpg
<オリオスペックで売ってる商品が、ManhattanとRITMOしかない!(笑)>
 ※なお、HARBETHは特注で対応できますよ。いいスピーカーです。


で、メインのアーカイブの実演は以下のハードを使ってみました。

▽プレーヤー
Victor QL-7  (Direct Drive・なんと美品!) + Audio Technica AT15Sa (VM/シバタ)
  ⇒ 70〜80年代の国産アナログ機は、マニア向普及価格帯でもこのレベル!

analog_AT15.jpg

▽レコーダー
1.SONYのリニアPCM・ICレコーダー(市価2万円弱)+ エントリーラインのフォノイコ (Victor AC-S100)
  ⇒ フォノイコのOutputからICレコーダーのLINE INへ直結。ここは当然マニュアルレベル設定

sony_ICレコーダー.jpg Victor_AC-S100.jpg

2.TASCAM DA3000 + LINN INTEKのフォノイコ
  ⇒ プリメインアンプのTape OutからレコーダーのLINE INへ接続。勿論マニュアルレベル設定

analog_system002.jpg

▽お題
-----------------------------------
少女A:中森明菜
スローモーション:中森明菜
-----------------------------------
 ⇒ これ、ピクチャー盤。なんとも懐かしい

akina_PictureDisc001.jpg
<カワイイ!>

リーズナブルなICレコーダーとリーズナブルなフォノイコ、結構しっかりしたサウンドでした。
会場の評判はなかなか上々。試聴はICレコーダーのヘッドフォン端子を経由して行いましたが、
もしこれをPC+USBDACに変えたとしたら、もっとパフォーマンスがあがったんじゃないかと思います。

TASCAM DA3000を使用する場合では、レコーディングに伴うコツを解説して頂きました。
例えば、レベル調整のポイントであったり、カートリッジの選択であったり、物理結線についてだったり。
これらすべて、“RECレベルの調整を適切且つ有利に実現するのにはどう考えるのか?”、が主なポイントでした。
今回のデモでは、テクニカの顔とも云えるオールドなVMカートリッジ(AT15)をチョイスしてるのですが、
MM系らしいスカッとした抜けるその特徴が良く出ておりましてね。
成果物は、このプレーヤーで再生したアナログレコードそのままをパッケージした感覚。
たまに乗る軽いスクラッチノイズも含めて、まさにあの頃の明菜ちゃん。
これ、自炊ハイレゾの大きな特徴でありましょう。

会場にいらっしゃる皆さんの反応を伺いますと、あんまりにも簡単にアーカイブ出来ちゃいますし、
しかも成果物のクオリティはなかなか目を見張るものがありますので、皆さん結構驚いておられました。
中には、PC+Sound I/F+サウンド編集ソフトのスタイルで既にアーカイブなさっている方もいらっしゃいましたが、
このようなPCベースで手間暇を掛けておられる人の方が、あまりの手軽さによりビックリされていたみたいです。


また、これらの自炊ハイレゾと実際に販売されているプロが制作したハイレゾ音源との比較試聴も行ってみました。

▽お題
-----------------------------------
赤いスイートピー: 松田聖子 (自炊DSD64 <SONY PCM-D100利用> vs mora版 PCM24/96FLAC)
ピンクのモーツァルト: 松田聖子 (自炊DSD64 <SONY PCM-D100利用> vs mora版 PCM24/96FLAC)
-----------------------------------

▽再生系
-----------------------------------
PC:Oliospec RITMO DSD PLAY + HQPLAYER3
USBDAC:Mytek Digital Manhattan DAC
AMP:LINN INTEK
SPEAKER:HARBETH MONITOR 30.1
------------------------------------

当たり前と言ったらそれまでですが、やはりサウンド基調に違いがあるのです。
「いい・わるい」「すき・きらい」という観点は置いておいて、テイストの違いといいましょうかね。
フォーマットやサンプルレートの差を考慮したとしても、
自炊アーカイブはリリースされた当時のアナログテイストな雰囲気をふんだんに感じます。艶がテカテカ。
プレーヤーやカートリッジの特徴もしっかり乗ってますよ。やっぱり当時聴いたアナログレコードそのままって感じ。
対し、プロ制作のハイレゾは、描写をより明確にしたメリハリのある今っぽいサウンド。タイトでちょっぴりドライ。
少々強めな高域の特徴から推測しますと、一般的なハイレゾのイメージってこういうものなのかもしれませんねえ。
この差を思いますと、自炊ハイレゾというのはフォーマットやサンプルレートの選択をも含めて
“とことんマイオリジナルに染める事が出来る”、という点が魅力となるのでしょう。


akina_PictureDisc002.jpg
<知らない人は見て!見て! これがピクチャー盤です>


鈴木さん、アナログレコードの基礎的な知識についても触れておられましたね。
アナログレコードは、お皿の外周と内周の特性を理由にサウンド上の観点で有利不利が出るわけです。
ハイ、ここまでは「皆さん大変よくご存知」的内容でございます。で、この理屈と特徴なのですが、
レコードの制作現場では、踏まえてどのように板へと反映させていたのか?という裏側のお話をしてくださいました。
また、外盤と国内盤の音質差もよく語られる話で、カッティングレベルの差がその主な要因と言われておるのですが、
何故そのような差異が発生したのか? 、当時の制作現場の実話を元に解説してくださいました、
そんな、その仕事に就いた方でしかわからない深いエピソード、ふんだんに盛り込まれておった次第。

そうそう、もっとライトなネタもありましたよ。
伊藤つかささんのレコーディングのネタや長山洋子さんのエピソードも。これもなかなか面白かったです。
80年代アイドルマニアな皆さまは、さぞシビレタことでありましょう(笑)

これらの内容のすべて、オリオスペックのイベント会場にいらした皆さんだけにお届けいたしました。
この話、ここでは公開致しかねます。ごめんなさい。ええ、大人の事情です(笑)

また、鈴木さんの心底愛する80年代国産DDターンテーブルへの想いを伺っていますと、
「ああ、ジャパニーズオーディオの黄金時代ってキラキラ輝いてたんだなー」としみじみ感じるのであります。
いわゆるスーパーアナログ到来の期。実際、中締め後はこの時代の国産オーディオの話に花が咲いた次第。
ああ、いい時代だったのねえ。


なんだろう・・・今回の内容はオリオスペックのイベントというよりも、
アナログスペシャリストな店舗さんによるイベントっぽかったかもしれませんね(笑)
たまにはこういうオーディオ的に広い視点を持ったイベントもいいですね。
永遠のアナログレコードを通じた自炊ハイレゾの魅力、とてもよく伝わったんじゃないかしら。

アナログマニアな皆さま、あなたの愛するアナログレコードもそのままのテイストでハイレゾ化出来ますよ
ハイレゾファンの皆さま、アナログレコードも楽しいです。メカニクスで構成されるオーディオの魅力をどうぞ。
これがイチバン大事な事。アナログは音が悪いって思ってる方、それは大きな誤解ですからね(笑)
いろんなフォーマットが同時楽しめる時代ですもの。折角ですから満喫させてもらいましょうよ。


今回ご参加頂きましたすべてのお客様、並びに、ご協力頂いたすべての関係者の皆さまに心よりお礼申し上げます。

来年もアナログオーディオフェアが盛り上がりますように。
また、ハイレゾを含めたオーディオ全体が盛り上がりますように。

以上となります。

 
GENELEC Active Loudspeaker 「G One」「G Two」がオリオスペックにやってきた
GENELEC Active Loudspeaker 「G One」「G Two」がやってきました。
しばらくの間常設展示致します。PCからの接続、各種DACからの接続、iPhone等の携帯端末からの
直接接続等々、様々な聴き方でご試聴頂けます。

「GENELEC」と聞いてもピンと来ない方も多いかと思いますが、実は世界中の音楽スタジオへ導入されている
スタジオ・モニター・スピーカーのスタンダードとも言うべき実績のあるメーカーです。
今回発売されたG One とG Two は、長年のスタジオ・モニター開発で培った技術を元にホーム・ユースでも
スタジオ・クオリティーの音質をお届けしようと企画されたアクティブスピーカーです。
GENELEC だからこそ味わえるスタジオ・サウンド・クオリティー。
この機会に是非「G One」「G Two」の実力をお確かめ下さい!

「G One」「G Two」の主な特徴
  • このサイズながら高域・低域各ユニットにそれぞれアンプを搭載したバイアンプ方式
  • すべての GENELEC ラインナップに搭載されているメタル・ドーム・ツイーター搭載
  • 設置面への振動をカットしてスピーカー本来の「鳴り」を実現する Iso-Pod™
    様々な設置に対応できるようスピーカー本体の角度も調節可能
  • 卓上からの反射の影響を軽減する TABLETOP CONTROL を搭載
  • ISS™(Intelligent Signal Sensing):無音状態が 1 時間程度継続すると自動的に低消費電力の待機状態になり、待機状態時に音声信号を検出すると瞬時に動作を開始
  • コントロール:TABLETOP CONTROL、BASS TILT(-2/-4/-6 dB)
  • 入力:RCA ピン・ジャック
  • 付属品:ミニプラグ-RCA ケーブル、RCA-RCA ケーブル、電源ケーブル、取扱説明書、セットアップガイド、製品登録カード

販売ページはこちら


「GENELEC」について
サンタクロースとムーミンとシベリウスで有名な北欧の国フィンランドに 1978 年に誕生した GENELEC 社は、
今では一般的になったスピーカー・ユニットと電源とパワー・アンプをひとつにした『アクティブ・スピーカー』
を世界でいち早く実用化したスピー カー・ブランドです。
その製品は、世界各国の大規模レコーディング・スタジオや放送局に続々と導入されて行き、音楽クリエイターや
DJ、サウンド・エンジニアを始めとしたプロオーディオの世界の人々の間でアクティブ・スピーカーの代名詞的
ブランドとなり、世界中の音楽スタジオのスタ ンダード・ツールとして採用されています。

近年では、そのラインナップの豊富さから、ホームシアター用途や PC/TV スピーカー、携帯音楽プレーヤーの
外付けスピーカーとしても、世界中の方々に愛されるブランドとなりました。

GENELEC『G One/G Two』と『F One/F Two』をデザインしたのはフィンランド人インダストリアル・デザイナー
Harri Koskinen[ハッリ・コスキネン]氏です。

DESIGN HOUSE Stockholm、Ittala やイッセイ・ミヤケとの仕事で有名な氏は、ヨーロッパでは著名な
インダストリアル・デザイナーで、1996 年に発表した代表作 “Block Lamp” は MoMA(ニューヨーク近代美術館)
の永久展示品に選出されました。

『F One/F Two』の元となった GENELEC『5040』はヨーロッパで権威あるデザイン賞『フィニアプライズ』で
最優秀賞を獲得しました。

それはスピーカーの存在を忘れさせるほどに原音に忠実(Hi-Fidelity)であること。

クラシック音楽であれば、まるで一流のコンサート・ホールの特等席にいるかのように、
ロックであれば、まるでバンドがあなたのためだけに演奏しているかのごとく、ジャズであれば、奏者一人ひとりの
息遣いが感じられ、ダンスミュージックであれば、湧き上がるフロアの臨場感を ...

それぞれの音楽が持つその空気感を表現し、あたかも目の前でその演奏が繰り広げられているかのような音質を
獲得するために、様々なオリジナル・テクノロジーを駆使して GENELEC 製品は作られています。


メーカーWebサイト:http://www.genelec.com/
【御礼とご報告】 6/6 NAS用HDD ネットワークオーディオ聴き比べ
皆様こんにちは。
今回のイベントはいつものオーディオイベントとはちょっと異なる、PCオーディオ店ならではと申しますか
濃いー内容のイベントとなりました。(いつも濃いか・・・)
同じNAS7台並べて比較試聴なんて、普通やんないですよね。
でもそれをやっちゃうのがオリオスペックなのです!はい!
なんて、偉そうなこと言って、本当は自分たちがやってみたかっただけなんですけどね(笑)

HDDで音が変わるかっ!って、それ以前にケーブルで音が変わるかっ!、パソコンで音が変わるかっ!!
って思ってたんです。はい、この私S壱号だって・・・
それがやっていくうちに知っちゃったんですよ。なになに?なんで?????なんで変わるの???
今回最初にこのイベントやろうよ!って私に言って来たストレージ担当M なんて、ちょっと前までは
HDDで音が変わる??へっ!って鼻で笑ってたんですよ!それがどうですか(笑)
(その辺のことはストレージ担当ブログ オリオリオリオ〜 でお楽しみください)

気が付けばイベント告知をPCパーツ系メディア様やオーディオメディア様にも取り上げて頂き
今までにない注目度の高いイベントになっておりました!有り難いことです。ありがとうございます。

オリオスペックがNAS用HDDの比較試聴会を開催 ASCII.jp
オリオスペック、“全く予想不能”なNAS用HDDの音質比較試聴イベントを開催 Phile-web
HDDによってオーディオの音質は変わるのか?検証イベントが6日に開催 AKIBA PC Hotline!

イベント当日もおかげさまで予想を遥かに超えるお客様にご来場頂き大盛況となりました。
立ち見でも会場に入り切れない状況になり、大変ご迷惑をお掛けしてしまうことになってしまいました。

最初こんな感じで満員だーって思ってたら・・・

こんなんなっちゃいました!

ご入場頂けなかったお客様、誠に申し訳ございませんでした。この場をお借りして深くお詫び申し上げます。

さていよいよここからはイベント内容と結果のご報告です!

まず今回のイベントの趣旨は「HDDで音に差があるのかないのかを皆で確かめましょう!」ということ。
いわば公開実験です。音がいいとか悪いとかいうことはとりあえず置いといて、です。
ですから全く同じは無理ですが、出来るだけ条件を揃えるようにしました。

NASには販売台数ダントツ一位のQNAP TS-119を7台用意。
ファームウェアは全て Ver 4.1.3(弊社にて動作検証済の最新版) に揃えてから、各HDDを搭載。
HDDも新品かもしくは、検証時間の短いHDDを初期化して使用。容量も3TBに統一。(HGST He のみ8TB)
一台の8ポートHUB(PLANEX「SW-0008F2」10M/100M WEBスマートスイッチ)に同じケーブル(NAS付属品)
で並列接続。それぞれに同じ音源を同じようにコピーしました。

今回比較するHDD達は下記の通り。


今回比較試聴に挑む選手たちは下記の通り。

 1、Western Digital WD Red 3TB  
 2、Seagate NAS HDD 3TB  
 3、HGST DESKSTAR NAS 3TB  
 4、Seagate Enterprise Capacity3.5 3TB  
 5、HGST Ultrastar He8 8TB  
 6、SSD 500GB  
 7、Western Digital WD Red 3TB (NASのACアダプターを
FIDELIX PCオーディオ用に変更)



▽試聴システム
----------------------
ネットワークプレイヤー:LINN SNEAKY DSM(ネットワークオーディオテスト用に常設)
http://linn.jp/products/network-music-players/#sneaky-dsm
プリアンプ:AURALiC TAURUS PRE(エミライ様のご厚意で長期に渡りお借りしてます)
http://www.auralic.jp/products/taurus-pre/
パワーアンプ:AURALiC MERAK x2(エミライ様のご厚意で長期に渡りお借りしてます)
http://www.auralic.jp/products/merak/
スピーカー:ELAC BS243 BE (常設のOLIOSPECリファレンススピーカー)
http://www.elac.de/en/archive/products/BS_243_BE/index.php?pane=shipment
コントロール:LINN Kinsky(iPad2にて)
----------------------
今回比較試聴するにあたりどの構成がわかりやすいか色々と試してみました。
やっぱりいいDAC使った方がいいんじゃねー!?ってことでPC+MYTEK Manhattan DAC/PREAMP
も試してみましたが、あれ〜?差があんまりわかんなくなっちゃった・・・
ん〜?!これ、Manhattanの音だよね!そうそう、みんなManhattanの音になっちゃうんだ!

じゃあ今度はスピーカー変えてみる?ってことで来週のアナログアーカーブイベント用にお借りした
Harbeth Monitor 30.1に変更。おーっ、やっぱり大きいスピーカーは余裕があるね、何だか音楽に
包み込まれるような感じ・・・って、けど差がわかりにくいじゃんよ!

何のことはない色々試したけど結局最初のが一番いいってことで、上記システムに落ちつきました。

さあいよいよ比較試聴本番!
今回3曲の課題曲を用意しました。全て16bit/44.1kHz FlacでCDをリッピングした音源です。

1、坂本真綾「雨が降る」
2、MISIA「キスして抱きしめて」
3、ショパンピアノ協奏曲第一番 第三楽章

まずどのNASから再生しているのかは伏せたまま1、2の女性ボーカル曲2曲の冒頭15秒程度を
順番に7台のNASから再生し、30名強ほどの参加者に違いが分かったかどうか挙手でアンケートを取ったところ
参加者ほぼ全ての方が、違いを感じたという結果になりました。
ちなみに違いが全く分からなかったと答えたのはお1人だけで、この結果には正直驚きました。

さらにどのNASが良かったと感じたか、複数回答可でアンケートを取りました。
結果は下記の通りです。

 A、Seagate NAS HDD 3TB  7名
 B、SSD 500GB  11名  
 C、HGST DESKSTAR NAS 3TB   6名
 D、Seagate Enterprise Capacity3.5 3TB  3名  
 E、HGST Ultrastar He8 8TB  6名  
 F、Western Digital WD Red 3TB  6名   
 G、Western Digital WD Red 3TB (NASのACアダプターをFIDELIX PCオーディオ用に変更)  7名

何とSSDが11名と群を抜いてトップとなり、その他はほぼどんぐりの背比べ状態という結果に・・・
おいおい!HDDの比較じゃなかったのかい!これじゃあSSD vs HDDみたいじゃん!
まあまあ、いいじゃないですか(笑)


アンケート後に機種を明かして、数台ピックアップしながら曲を3のピアノ協奏曲に変えて確認をしました。
ここでも差がわかったと回答される方がほとんどでした。むしろ最初からこの曲でやった方が良かったかも・・・

この後、お客様からのリクエストで
T.M.Revolution×水樹奈々の「Preserved Roses」で比較試聴してみました。
正直音のイイ音源とは言えませんが、かえって差が分かりやすかったような気がしました。
スピーカーをHarbeth Monitor 30.1に変えてみたり、PC+MYTEK Manhattan DAC/PREAMP でも
比較試聴してみて頂いたりと、色々お楽しみ頂きました。

今回の公開比較試聴実験の結論としては・・・

1、感じ方や好みはあれど少ないながらもHDDで音に差はあるようだ。
2、好みや音楽のジャンルにもよるがHDDとSSDの音質差もありそうだ。
3、結果はシステム環境や試聴環境に左右され、どれが一番とは決められそうもない。

こんな感じかと。

私の個人的な感想としては「ヘリウムが良かったかも」です。
それと手前味噌ですが、電源を変えたREDもなかなか・・・すいません、あくまでも個人的な感想です。

何はともあれ、無事イベントとして成立したようで一安心。
ご参加頂いたお客様にもお楽しみ頂けたようで何よりでした。誠にありがとうございました。
結果として差がありそうだっていうことも皆さんで共有出来たということで、意味はあったかなと思っております。
もっとも主催者の私たちとしては、結果全く差がないじゃん!でも良かったんですけどね。
むしろその方が幸せだったかも(笑)

といいつつ場所を変えて次なるイベントを企画してたり・・・
全く懲りないS壱号なのでした。

最後にご協力頂きました関係者の皆様、ご来場頂きましたお客様に心より御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
 
6/13(土) <祝!初開催 アナログオーディオフェア2015>応援しつつ便乗イベントやります(笑)
みなさん、こんにちは。

6/13(土)から2日間、オリオスペックの超ご近所、秋葉原損保会館にて
アナログオーディオフェア2015が開催されるそうです。
アナログレコードにターゲットを絞った大きなイベント、ここ最近では無かったですよね。

ハイレゾ方面に爆走しておるオリオスペックでございますが、実は私たちアナログファンでもありまして。
節操無い? ああ、なんとでも言ってくださいませ(笑)
「アナログオーディオフェア、スゲー行きてえ! でも土曜日は定休日じゃないー!」
そんなわけで、ついつい浮かんだのであります。
「あ、“勝手に応援” って事にして便乗イベントでもやってみちゃおっか!」

Analog_001.jpg

そこで我々は考えました。
オリオスペックの得意分野であるハイレゾ・PCオーディオとアナログレコードの接点は無いものか?
したら、あるじゃないですか。いつものイベントでも試聴用音源として演奏させて頂く、
LP興しの自作ハイレゾ・DSD音源。オリオスペック的ローカル用語でいうところの “自炊ハイレゾ” のお話です。

と言う事で、今回のイベントは、
「あ? オリオスペックがアナログやんの?
アナログレコードを自炊アーカイブしてオリジナルハイレゾ音源を作っちゃうおうぜ」 に決定。


自炊のやり方は様々あれど、今回は “お手軽” な方向で手っ取り早くはじめてみようと思います。
もうビンテージな風格さえ漂う80年代の国産アナログプレーヤーを送り出しに、
TASCAM DA3000やSONY PCM-D100でまるっとレコーディング。昔ながらのRECスタイルですね。
スクラッチノイズも含めたアナログテイストなサウンドを、ハイレゾだのDSDだので丸ごとアーカイビングちゃいましょう。
自炊版とプロ手掛けた配信版ハイレゾとのテイストの違い、味わって頂きたいです。これ、結構面白いんですよ。

そうそう、レコーダーについては、最近値段がこなれてきた小型リニアPCMレコーダーも使ってみる予定です。
2〜3万円で入手できるリーズナブルなポータブルリニアPCMレコーダーの実力も確認なさってください。

今回利用予定のアナログプレーヤーは VICTOR QL-7。TT-71フォノモーター搭載でアームもイケる隠れた銘記です。
その場で実際にアーカイブ作業を行いますので、アナログレコードのアーカイブに必要な機材や手順、
そのコツなど、ご自宅で実践なさる際にはかなり参考になると思いますよ。


DA3000_002.jpg


で、今回の講師は鈴木さん。
「え、誰?」「 はい、うちのお客様。一般の方です。」
一般の方とは申しましても、実はそれ、世を忍ぶ仮の姿。正体知ったらびっくりするかも。詳しく知りたい方はご来場を。
もちろん、ガチでアナログレコードの自炊ハイレゾに日々勤しんでおられる方。ご安心を。経験値高いのです。

講師さん、評論家さんとかメーカー・商社の方でも別にいいんですけど、そんじゃちょいと芸が無い気がしましてね。
どうせなら普段実際に楽しんでる方から、アナログレコードやアーカイブの魅力について思いの丈を語って頂こうと思いました。
ホントのパワーユーザーさんがファン相手に話すのですから、同じ目線ですよね。楽しさの真髄、とっても伝わると思うんですよ。

そうそう、講師の鈴木さん、ベテランのオーディオマニアさんでもありまして、
特に80〜90年代の国産アナログレコードプレーヤーの造詣は大変なものなのです。
みんな気になるメンテナンスとか、ご興味ある方はそういう話もお楽しみ頂ければな、と思います。

で、今回のお題ですが “80年代くらいの女性アイドルとか女性ポップシンガー” のアルバム。詳細は検討中です。
先日開催して大変好評を頂きました、「80年代女性アイドル歌謡祭」 のスピンオフ的イメージも持ってます。

とっても盛り上がった後半戦。あのときの自炊ハイレゾでもう一回アツくなりましょうってお話です。
80年代アイドル愛の皆さま、こちらも乞うご期待でございます。



アナログとデジタルを対立軸に据えるステレオタイプではなくって、むしろ融合の方向に導きたい。
「やっぱオーディオってなにやっても楽しいぜ!」
そう感じて頂けるようなイベントにしたいなあ、と心から願うオリオスペックでございます。

損保会館で行われるアナログオーディオフェアのついでにでも、どうぞご来場くださいませ。
みんな集まって懐かしいオーディオの与太話でもしましょうよ。
お馴染みのS壱号、S弐号をはじめとしまして、講師を務めますS参号もいっしょに皆さまをお迎え致します。
・・・カートリッジとか何用意しよっかなあ。楽しみです。

PCM-D100_001.jpg

アナログファンの皆さまも、アナログにも興味のある皆様もどうぞご参加くださいませ。
何はともあれ楽しいイベントになると思いますよ!
皆様のご参加を心よりお待ち致しております。
======================================
日程:平成27年6月13日(土)
場所:オリオスペック イベントスペース(秋葉原)
東京都千代田区外神田2-3-6 成田ビル2F
http://www.oliospec.com/xcpage/i,tempo/
時間:14:00〜16:00
定員:15名様程度
申し込み方法:メール( pcaudio@oliospec.com )または
 お電話 03-3526-5777 にてお申し込み下さい。
※先着順にて受付とさせて頂きます。(定員になり次第受付終了とさせて頂きます)

皆様のご参加を心よりお待ち致しております。
======================================
  
6/6(土)みんなで比較試聴!NAS用HDDでネットワークオーディオの音質は変わるのか!?
NAS用HDD ネットワークオーディオ聴き比べイベントを開催します!

NAS用HDDとして発売以来大ヒットし今やNAS用HDDと言えばこれ!という定番HDD「WD RED」
しかしその後各社よりNAS用HDDが次々発売されています。で、RED以外のNAS用HDDってどうなのよ?
という素朴な疑問が生まれた訳です。そこでストレージ担当Mとオーディオ担当S壱号は考えました。
よーし!じゃあ全部並べて比較試聴してみちゃう?!じゃあついでにSSDは??NASの電源を代えたら・・・
えーい!全部やっちゃえ!と相成りました。

こんな面白いこと自分たちだけでやるのはもったいない!ということでフリー参加のイベント形式と
させて頂くことに致しました。正直我々もどうなることやら全く予想不能。
んな訳ねーよ!って思っていらっしゃる皆様!是非ご一緒に自分の耳で確かめてみませんか?!

凄い差があるかもしれないし、全くないかもしれない。
でもこんな実験出来るのもやるのもオリオスペックだけだと思いますよー(笑)

比較するHDDや条件は下記の通りです。

使用するNAS:QNAP TS-119
搭載するHDD:
 1、Western Digital WD Red 3TB
 2、Seagate NAS HDD 3TB
 3、HGST DESKSTAR NAS 3TB
 4、Seagate Enterprise Capacity3.5 3TB
 5、HGST Ultrastar He8 8TB
 6、SSD 500GB
 7、Western Digital WD Red 3TB (NASのACアダプターをFIDELIX PCオーディオ用に変更)

同じバージョンのファームウエア搭載のQNAP TS-119x7台にそれぞれのHDDを搭載
一つの8ポートHUBに同じケーブルで並列接続。それぞれに同じ音源をコピーして同じ条件で比較試聴します。
さあ!結果や如何に?!ご興味のあるお客様は是非ご参加ください!


日程:平成27年6月6日(土)
時間:14:00〜15:30
場所:オリオスペック イベントスペース(秋葉原)
東京都千代田区外神田2-3-6 成田ビル2F
http://www.oliospec.com/xcpage/i,tempo/

*参加無料。予約不要。
*会場の動員可能数を超える多数のご来場をいただいた際には入場を制限させていただく場合がございます。
 予めご了承ください。

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