canarino blog

PCオーディオ・ネットオーディオ情報&レビュー
担当SによるPCオーディオに関するあれこれ(非公式)
<< November 2015 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
 
RECENT COMMENT
  • 【御礼とご報告】「アナログレコードを自炊アーカイブしてオリジナルハイレゾ音源を作っちゃうおうぜ」イベント
    yoko (06/28)
  • 6/6(土)みんなで比較試聴!NAS用HDDでネットワークオーディオの音質は変わるのか!?
    担当S壱号 (06/09)
  • 6/6(土)みんなで比較試聴!NAS用HDDでネットワークオーディオの音質は変わるのか!?
    元マニア (06/08)
  • 6/6(土)みんなで比較試聴!NAS用HDDでネットワークオーディオの音質は変わるのか!?
    ボブ (06/06)
  • 6/6(土)みんなで比較試聴!NAS用HDDでネットワークオーディオの音質は変わるのか!?
    行けない人 (06/06)
  • 6/6(土)みんなで比較試聴!NAS用HDDでネットワークオーディオの音質は変わるのか!?
    とおりすがり (06/05)
MOBILE
qrcode
PROFILE
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
【ハイレゾ・DSDと戯れる】 新製品!KORG DS-DAC-10Rを早速使って、アナログアーカイブの実演イベントを開催します
みなさん、こんにちは。

約半年前、アナログオーディオフェア2015開催に便乗して“勝手に応援” って事で開催した
アナログレコード自炊イベント便乗イベント。お陰様で大盛況でした。
ハイレゾ・DSDに爆走するオリオスペックではございますが、
アナログ音源もその対立軸では無いものとして捉えよう、いつもそう考えておるのであります。

来たる2015/11/21(土)のイベントは、今月末に発売を予定しているピッカピカの新製品、
『KORG DS-DAC-10R』 を使ってアナログ音源のデータアーカイブを実演しようという試み。
はい。オリオスペック名物「ハイレゾ・DSDと楽しく戯れてみよう」のコーナーです。
アナログレコードとかカセットテープを元音源として、それをデジタルファイル化。
で、作成したデジタルファイルをその場で聴いてみようね、という大雑把な流れでございます。

KORGさんから今月末発売予定の1BIT USB-DAC/ADC「DS-DAC-10R」に、
こちらも近日公開予定の「AudioGate 4」を組み合わせると、
DSDなら5.6MHz、PCMなら192kHz/24bitまでのフォーマットで録音・再生が可能なんですって。
録音については、これまでオリオスペックで行ってきた“レコーダーによるハードウェアベース”ではなく、
“PCのアプリケーションソフトウェアベース”でデータアーカイブを行うスタイルですね。



その昔、レコードレンタルYOU&I (古!)で借りたレコードを一所懸命カセットテープに録音してたわけです。
そんな懐かしいカセットテープやアナログレコードをアーカイブしてオリジナルハイレゾ音源を作っちゃおう!
っていうのが今回のイベントの主たるテーマ。


利用予定のアナログプレーヤー、今回も80年代国産ミドルレンジDDプレーヤーの隠れた名機 “VICTOR QL-7”
カセットデッキは同じくVictorのTD-R621。デッキは、S壱号30年間愛用の私物(なんと完動品!)です。
これらを送り出しに、その場でアーカイブ作業の一連の流れを実演してみる予定です。

で、今回は講師に株式会社コルグの蛭田様をお迎え致します!
だって、ソフトウェアベースであれこれ操作していくんですもの。
「そこんとこ、詳しい方にちゃんと教えて頂きたい」っていうのは、人の心ってやつでございます。
“アーカイブのための基本手順”、“RIAAとその他5種類のカーブについての解説”、
“Audio Gate4の使いこなし”、“アナログアーカイブする事の意義” なんてあたり、存分に語って頂きましょう。
「ずっといい音で聴きたいから、DSDで録る」がキャッチフレーズのKORGさん、大いに期待しておりますぞ。

いつものようにS壱号とS弐号がちゃちゃを入れつつ、明るく楽しいイベントにしたいと思っております。
S壱号・S弐号による漫談タイムがご希望の皆さまも、もちろんウェルカム!

今回のお題ですが “フュージョン” あたりでも流してみようか?なんて模索中。詳細は検討中です。
あ。でも、お馴染み「80年代女性アイドル歌謡」 も捨てがたく。
カセットテープアーカイブはS壱号の私物「森川美穂」でもやってみようかな?

※お題の楽曲についてはこれからアタマを捻りたいと思いますので、紆余曲折あるかもしれません。

デジタルファイル化に関心のあるアナログファンの皆さまをはじめ、
アナログに馴染みのないデジタルエイジな皆さまも、どうぞ奮ってご参加ください。
皆様のご参加を心よりお待ち致しております。
======================================
日程:平成27年11月21日(土)
場所:オリオスペック イベントスペース(秋葉原)
東京都千代田区外神田2-3-6 成田ビル2F
http://www.oliospec.com/xcpage/i,tempo/
時間:16:00〜17:30 ※いつもより開始時間が遅いです
定員:15名様程度
申し込み方法:メール( pcaudio@oliospec.com )または
 お電話 03-3526-5777 にてお申し込み下さい。
※先着順にて受付とさせて頂きます。(定員になり次第受付終了とさせて頂きます)

皆様のご参加を心よりお待ち致しております。
======================================
  
 
【ご報告】 【PCオーディオ設定講座】 Mytek Digital Manhattan DACを鳴らすためのPC設定、全て教えちゃいます!
題して、「Mytek Digital Manhattan DACを鳴らすためのPC設定、全て教えちゃいます!」
なんともまあ、風呂敷を広げたタイトルなイベントですよね。

実はそれ、本気も本気。
2015/10/31のオリオスペックのイベントスペースは、もうパソコンスクールの様相(笑)

正面には講師用のMytek Digital Manhattan DACとRitmo、大型モニターを配置。
で、受講生の皆様用には、Manhattan DACと同じ設定を施すStereo192-DSD DACにヘッドフォン、
PCとしてRitmo/Ritmo Filsのいずれかと、モニター・キーボード・マウスをそれぞれワンセットずつご用意。
※PCの内一台は、お客様が普段ご利用の私物をお持ち込みされています。

もちろんすべてのPCはインターネットへもアクセス可能にしておりますので、
設定のスタートからフィニッシュを至るまでを存分にご体験できるわけですね。
偽りなく、ダウンロードを含めた “すべての工程を実体験して頂ける” イベントだったのでございます。


▽この講座で行った内容一覧

< 業界標準のソフトウェアを利用して、ハイレゾ・DSDの再生とCDリッピングを出来るようにしよう >
〜 foobar2000 + 機能拡張用プラグインモジュール / dBpoweramp インストール設定編 〜
--------------------------------------------
1.PCにインストールすべきソフトウェアを確認して、そのファイルのダウンロードをやってみよう
2.ダウンロードしたファイルを順を追ってインストールしてみよう
3.Manhattan DACをPCに接続してみよう
4.Manhattanで音を出すための設定を、インストールしたソフトに投入してみよう
5.投入した設定で、実際に音が鳴るかどうか聴いてみよう
6.リッピング用ソフトでCDをリッピングしてみよう。
7.リッピングデータをPCM44.1kHzで再生したり、アップサンプリングやDSD変換でサウンド基調を変化させてみよう。
8.Manhattanの本体設定を調整して、サウンド基調を変化させてみよう
--------------------------------------------


<シェアウェアの試用版をダウンロードしてインストールしてみよう>
〜 JRiver Media CenterとHQPLAYER3のインストールと設定編 〜
--------------------------------------------
・JRiver Media Centerの試用版をダウンロードしてインストールしてみよう
・JRiver Media CenterにManhattan DACを鳴らす設定を投入してみよう
・投入した設定で、JRiver Media Centerが実際に音が鳴るかどうか聴いてみよう
・HQPLAYER3の試用版をダウンロードしてインストールしてみよう
・HQPLAYER3にManhattan DACを鳴らす設定を投入してみよう
・投入した設定で、HQPLAYER3が実際に音が鳴るかどうか聴いてみよう
--------------------------------------------


< フリーウェアのfoobar2000とシェアウェアの再生ソフトの比較試聴をしてみよう >
〜 foobar2000 vs HQPLAYER3 vs JRiver Media Center 〜
--------------------------------------------
・フリーウェアのfoobar2000を基準に、再生ソフトを変えるとサウンド基調に差が出るかどうかを確かめてみよう
    ⇒ DAC:Mytek Digital Manhattan DAC/PREAMP + PC:OLIOSPEC オーディオ用PC Ritmo
    ⇒ 基準ソフト:foobar2000 + 機能拡張モジュール
    ⇒ 比較ソフト2:HQPLAYER3
    ⇒ 比較ソフト3:JRiver Media Center
    ※foobar2000 + JPLAYは事情により割愛
--------------------------------------------



以下、写真で振り返る「Mytek Digital Manhattan DACを鳴らすためのPC設定、全て教えちゃいます!」イベントです。


s-RIMG0164.jpg
<さあ、PCオーディオスクール・オリオスペックの開校です>

s-RIMG0165.jpg
<受講生の皆さんにはこれをワンセットずづご用意。もちろんInternetアクセスもOK>

s-RIMG0167.jpg
<本日の主役、Mytek Digital Manhattan DACとOliospec オーディオ用PC Ritmo>

s-RIMG0166.jpg
<講師の操作は、大型モニターを通じて皆さんと共有します>


この日、実際にご参加頂きましたのはお二方。おひとりは近日Manhattan DACのオーナーになられる方でございます。
当日の欠席が2名様となり人数が減りましたので、「折角ですからマンツーマン体制で講義を開始しちゃいましょうか」
ハイ。S壱号名物、突然のヒラメキ(笑)です。そんなわけで、なんとも濃い講座がスタートする事となりました。
S壱号講師のフォロー役はS弐号が仰せつかりました。

インターネット回線が用意してあるわけですので、ファイルのダウンロードから体験して頂いてます。
googleで検索し、必要なファイルがダウンロードできるwebページを探し出し、
それをダウンロードしてPCに格納し、格納先からファイルをインストールするという一連の工程。
イロハのイから “すべて” でございました。


s-RIMG0169.jpg
<講師S壱号、Manhattan DACを鳴らすまでの設定を熱く語る>
Manhattan DAC用ドライバダウンロードにインストール、認識作業にはじまり、
foobar2000の本体・追加モジュールのダウンロードとインストール、そしてManhattan DAC用の設定パラメータの投入。
foobar2000はハイレゾ・DSDを鳴らす最もスタンダードな再生ソフトなんですけど、
これらすべての工程を正しく踏まなければ、イイ音どころかそもそも想定どおりに音が鳴りません。
この初期設定を理解出来れば、他のUSBDACや他の再生ソフトに変わってもちゃんと設定できるようになるはずです。


s-RIMG0173.jpg
「ここのところ、ポイントです」「どこ? あ、そこ。ハイハイ」
例え手順書があっても、目の前で説明を受けていても、設定する場所がどうにも見つからないなんて事はあるものですよね。
講師はその場にいますから、もちろんしっかりとフォローさせて頂きますよ。
設定は他人任せではなく自力でやってみるわけですから、しっかり頭に残り、そして理解できるようになるはず。
オーディオマニアであればアンプやスピーカーの結線が当たり前に出来るように、
PCオーディオ用の設定だって自力で出来るようになって頂きたく。


s-RIMG0174.jpg
「ここまで、大丈夫でしょうか? ご質問ございませんか?」
設定の中には、USBDAC側の指定どおりにもれなく投入しておかねばならない項目があります。
ちゃんと手順を踏まないと音は出ませんから、工程毎の確認は大切なのです。
投入し忘れや不明点があったとしても、置いてけぼりにはしませんからご安心を。
「過不足なく正しい手順を踏む」 それはとても大切なことなのです。



foobar2000に投入した設定パラメータは正しかったのか?
手元のStereo192-DSD DACからのヘッドフォンモニターで動作を確かめてみましょう。
正しければ、ちゃんと耳元から音源のサウンドが流れてくるはずです。
最後まで自力で完結させてゆく体験が出来、しかも完結した否かをその場で確かめることが出来る。
今回の設定体験講座の一番の売りでございます。皆さん、バッチリ設定できましたよ。


s-RIMG0180.jpg
dBpoweramp CD Ripperのオプション設定も大事なので、ここもしっかりと。
ファイル品質や使い勝手に関わる部分もちゃんとフォローさせて頂いております。
こういう細かいところには、個々人のノウハウやコツが結構隠されているところです。

急遽今回は、JRiver Media CenterやHQPLAYER3の試用版ソフトウェアのダウンロードやインストール、
設定についても体験をして頂くことになりました。ご参加の人数が減りましたので大サービスです(笑)


s-RIMG0175.jpg
では、Manhattan DACからのサウンドで再生ソフトによるサウンドの違いを確かめてみましょう。
foobar2000、JRiver Media Center、HQPLAYER3の差違を皆さんで体験します。
DAC本体の差だけじゃなくって、再生ソフトであるレンダラーの違いは
PCオーディオを使いこなすための重要なポイントです。ここは是非ともご体験頂きたかった内容なのでした。


s-RIMG0177.jpg
凛々しい講師S壱号の背中。今日はなんだかいつもの漫談スタイルじゃないですねえ。
今回の講座はかなりボリュームのある内容でして、講師側も真剣に挑まないとグダグダになってしまいます。
受講生の皆さんも終始集中なさっておられたので、お疲れになったのではないでしょうか。
皆様、本当にお疲れ様でした。

以上、ご報告でした。
 
【新サービスのご案内】 自宅出張によるPCオーディオのご試聴&レクチャーサービスを始めます
『自宅のシステムで聴かなきゃ、やっぱり判断出来ないんだよね』

オーディオファイルの皆様のそんな声にお答えし、機材と共にスタッフがお客様のオーディオルームまで出張させて頂く、
PCオーディオ導入支援のための自宅試聴サービスを開始致します。
オリオスペックのPCオーディオスタッフが同行します事から、製品仕様に限らず、初期設定から使用方法に至るまでの
説明対応が可能です。
すなわち、ご自宅のリスニングルームにも拘わらず、オリオスペックの店舗と同じスタイルでご試聴と製品のご検討を
頂くことが出来ます。

この試み、製品のお貸出による通常のご自宅試聴よりも、もっとキメ細かいサービス仕様にする想定です。
サウンドを出すまでの初期設定は、私どもがお客様のリスニングルームにて直接支援致しますので、どうぞご安心を。
お目当てのUSBDACを自宅試聴用に借りてはみたものの、PC側の設定が出来なかったり、トラブルが解決出来なかったり
という不幸なアクシデントで、折角の貸出試聴期間中全くサウンドが聴けなかった・・・
なんて、折角の貴重な時間を無駄にするような事はありません。
また、PCオーディオの導入が初めてで使いこなせるかとても不安、と仰るお客様にもご安心頂けるよう配慮させて頂きます。

このサービス、まずは実験的に開始しつつ、お客様のニーズを把握していきたいと考えております。
踏まえ、まずは以下の条件でサービスをスタート致します。

----------------------------
▽出張範囲:東京都下
※上記以外にお住まいの方は別途ご相談ください
▽サービス条件:以下に挙げるPCオーディオ製品について、ご購入前提で検討されている皆様
※代表者一名様のリスニングルームをご利用であれば、出張試聴時は複数の方のご参加でも結構です
▽自宅試聴対象機器:
・D/Aコンバータ&プリアンプ: Mytek Digital Manhattan DAC/PREAMP
・D/Aコンバータ: CHORD DAVE ※事前に御相談ください
・D/Aコンバータ: CHORD HUGO TT ※事前に御相談ください
・D/Aコンバータ: CHORD 2Qute ※事前に御相談ください
・D/Aコンバータ: exaSound e22 mk2 ※事前に御相談ください
・D/Aコンバータ: Mytek Digital Stereo192-DSD DAC
・オーディオ向fanlessカスタマイズPC: Oliospec Ritmo2
・オーディオ向fanlessカスタマイズPC: Oliospec Ritmo Fils
・オーディオ向fanlessカスタマイズPC: Oliospec Ritmo DSD PLAY PRO
・オーディオ向NAS: Buffaro DELA N1Z ※事前に御相談ください
・オーディオ向NAS: Buffaro DELA N1A
※その他ご希望のD/Aコンバータや機材等ございましたらご相談下さい。

▽ご試聴時間:3時間+α程度を目安
 ※ご希望を頂ければ、操作説明等のPCオーディオに関するレクチャーも行わせて頂きます
▽費用:出張試聴サービス費用5,000円 + 交通費実費
 ※出張試聴サービス費用5,000円は、ご成約の際にお支払代金の一部として充当させて頂きます
   ※本サービスのご利用料金はお試し価格です。今後サービス内容の見直し等で変更する場合がございます

本サービスに関するお問い合わせにつきましては、以下までどうぞ。
・メール (pcaudio@oliospec.com)
・お電話 03-3526-5777 (PCオーディオ担当 酒井)
----------------------------


〜 PCオーディオやネットワークオーディオの導入に迷われている、オーディオファイルの皆様へ 〜

機器選び、セッティング、ケーブル、etc。
どんなに慎重にシステム構成を詰めていったとしても、
どうしてもしっくり来ない曲や今一歩納得がいかないアルバムが、大抵一つくらいあるもの。

そんな曲のチューンのため機材に手を入れるとすれば、それは見方を変えると上手く鳴っている曲の変化をも齎すということ。
他の曲は満足してるにも拘わらず、その曲のためだけに再びシステム構成を弄る必要が本当にあるのだろうか?

こんな話、ベテランのマニアさんであればあるほど頷かれるのではなかろうかな?と思うのです。

そこで、ご提案したいのがPCオーディオの活用。
悩める問題への解決手法のひとつとして、現環境内でPCオーディオを積極利用してみませんか?という事。

では、PCオーディオのどのような点が悩める問題への解決へと導ける可能性があるのでしょうか?

オーディオマニアが囚われがちな点を挙げるならば、ハードウェアだけが音を左右しているとついつい考えてしまうところ。
しかしながら、PCオーディオの場合はUSB I/F以降のDAコンバータのハードウェア処理に限らず、
PC側で利用している再生ソフトの処理においても大きくサウンドが変化するのです。
つまり、再生アプリケーションソフトそれぞれのサウンド基調が存在しているという事。
ましてや、再生ソフト側の可変可能な設定パラメータについて見てみると、
サウンドチューンに大きく関わる項目を多彩に実装している、カスタム要素の強い製品すら存在しています。

そんな事が自在に出来うるのも、PCが持つCPUやメモリなど処理能力の高いハードウェアリソース、
それらの能力に裏付けされたソフトウェアベースの処理動作であるがゆえ。
しかもPCですから、再生アプリケーションソフトは何種類だってインストールしておいてよく、
利用する度に起動するプレーヤーを好きに変えてみればいいだけ、という特徴もあります。
『ユーザーに委ねる自由』、これまでのオーディオ機器では出来なかったとても大きなアドバンテージ。


ハイレゾ・DSDというと、兎角「より正確」「元のデータは何々で、それを変えるとどうの・・・」など、
なんだか堅苦しい話が多くなります。PCオーディオの時代になってからというもの、
元のデジタルデータのクオリティを維持したまま、多様に可変させる事が容易になったのは紛れもない事実。
これを素直に「恩恵」と捉えて、あえて積極的に利用してみてはどうかな?と思うわけです。
はい、スピーカーやアンプを選択することで好みの音調に合わせていくように。
そのような感覚で「PCオーディオの恩恵」を柔軟に捉えつつ、サウンドチューンを活用してみるならば、
ここまで手塩に掛けて育ててきたシステムの基本構成を弄る必要など無くなるように思うのです。

CDプレーヤーやSACDプレーヤーの様なシルバーディスクと対立軸ではなく、それらと共存するPCオーディオ。
CDで、またSACDで上手く鳴っている音源を、わざわざハイレゾやDSDにしてPCオーディオで聴く必要があるのか?
でも、やっぱりそれらで上手く鳴らない音源はPCオーディオの多才なチューンによってハマるポイントを、
ユーザー自身で探し出してみる。そうですね、言うならば“アナログレコード時代のカートリッジ交換”のように。

PCオーディオは、ハイファイ的に見るともうかなりのレベルに到達してきたように感じます。
考えてみれば、今のレコーディングはPCベースのノンリニア。
オープンテープデジタルマスターから主役が移って既に久しいです。
レコーディングやマスタリングがPCベースでクオリティを維持しているのに、
何故アウトプット側で導入するのに躊躇する必要があるのか?
録音側の視点まで拡げてみますと、そんなことすら感じ取ることが出来ます。

私どもオリオスペックは、PCオーディオ周辺の使いこなしに関して全力でご支援する事が可能です。
オーディオには一家言を持っておられるベテランオーディオマニアの皆さまの更なる喜びのために。
【御礼とご報告】 10/24(土)イタリアワイン試飲販売会とコラボレーション@JR市川駅北口 夏秋武蔵屋酒舗さん

▽イベント当日の街の様子

前回開催の5月もそうでしたが、夏秋武蔵屋酒舗さん&フェリアさんとの
イタリアワイン・コラボレーションイベントの空模様ってホントに恵まれます。
2015/10/24(土)の市川もやっぱりそうでした。優雅な休日の午後。
穏やかな大門通りは、人だけでなくネコさんやイヌさんものんびりお散歩です。


<この日ものんびりとした大門通り@JR市川駅北口>

s-RIMG0152.jpg
<かわいいワンちゃんとデート中のご婦人。ワインをお楽しみです。優雅ですよね>

s-RIMG0158.jpg
<夏秋武蔵屋酒舗さんの看板ネコのズラちゃん。この日は近所の見廻りに出発です>


▽オリオスペックが出張開設したハイレゾサウンド試聴コーナー

夏秋武蔵屋酒舗さんのM'bisコーナーをこんな感じにデコレーションしてみました。
今回もなかなかなものでしょ?(笑)

オーディオ機器って、“音がイイ” だけじゃ足りないんじゃないかしら。
モダンだったりレトロスタイルだったり、ステキなデザインであればあるほど
お部屋の雰囲気に溶け込めるようインテリアとしても気を遣ってみたいな、と。
そんな空間で気持ちや心が豊かになっていく感覚を大事にしたいよね、と思うのです。

s-RIMG0142.jpg
<大門通りから覗くとこんな様子。iFIさんのPOPとRetroがとっても映えますね>

s-RIMG0134.jpg
<試聴スペースでくつろいで頂けるよう、椅子とテーブルをご用意してみました>

s-RIMG0137.jpg
<南欧っぽい雰囲気、ちょっと意識してみました(笑)>


▽今回展示した機器について

展示しましたのは、オリオスペックが自信を持っておススメ出来る逸品。
オーディオマニア以外の皆さまにも、特に受け入れて頂けそうなモデルをチョイス。

s-RIMG0141.jpg
<お馴染み、naimaudio mu-so 〜 UK brand>

ワンボディなnaimaudio mu-soが朗々と奏でるハイレゾサウンド、今回も好評でした。
造りがよくて、インテリアに馴染むモダンなスタイルも評価が高かったです。
シンプルに徹し切れたものって、そうそう見当たるものじゃない。しかも完成度が高いと来ればなおさら。
ワインを飲み、そして皆で会話を楽しみながら音楽を聴こうとすると、このmu-soのサウンドは絶品ですね。
『Hi-Fiである事をこれ見よがしにアピールなどしていないサウンド』の魅力と奥ゆかしさ、ここでも実感した次第。

s-RIMG0140.jpg
<今回の注目株! iFI audio Retro System “STEREO50”  〜 UK brand>

今回特にご来場のお客様の目を惹いたのは、iFI audio Retro System
60年代スタイルの個性的でノスタルジックなデザインに吸い寄せられてきます。
ハイレゾに対応していて、USB端子やBluetoothを装備した今どきのオーディオなのに、
真空管を使ったアンプである事やアナログレコードプレーヤーまで接続できる事実、一様に驚かれます。
ハイファイ志向なそのサウンドクオリティには、長年のオーディオファンの方も納得されておられました。

s-RIMG0138.jpg
<PC/DACとモニター、そしてスピーカーがこんな小さなスペースに収まってしまう、DigiFi X-24-PS  〜 JAPAN made>

ほんのちょっとしたスペースで、PCオーディオ・スピーカーのフルシステムが完結しちゃう DigiFi X-24-PS
ワンボディにまとまるPC+DACのあまりの小ささ、皆さん信じられないようでした。
ご家族で来場された方に大変評判がよく、リビングルームにさりげなく置いてみたいとの事。
最近はヘッドフォンがブームですから音楽を楽しむ行為はよりパーソナル化しているのですが、
スピーカーサウンドを通じ、ご家族皆さんで音楽を聴く時間を共有して頂きたいです。

---------------------------------------
今回展示した製品のカタログとオリオスペックのショップカードにつきましては、当該コラボイベント終了後も
夏秋武蔵屋酒舗さん&フェリアさんの店舗内に置かせてもらっています。気になっているお客様は是非。
---------------------------------------


▽ご来場頂きましたお客様や試聴コーナーの様子

地元もお客様をはじめ、オリオスペックイベントの常連様にも遠方から足を運んで頂きました。
今回を振り返りますとオーディオマニアというよりも一般のお客様のご来場が多くて、
ハイレゾ云々に限らず、生活環境に溶け込むオーディオシステムや音楽の話で盛り上がった次第。
秋葉原より出張してきた私たちも、とても楽しい時間となりました。

ハイレゾサウンドを聴いた経験の無い音楽好きなご家族連れの方にもご来場頂けたのは、大変印象に残っています。
違い、感じとることが出来たそうですよ。よかった(笑)

皆様、ご来場頂きまして誠にありがとうございました。

s-RIMG0154.jpg
<S壱号、お客様へmu-soをご案内の図>

s-RIMG0149.jpg
<ハイレゾオーディオの雑誌やパンフレットにも熱心に目を通してくださるお客様>

s-RIMG0151.jpg
<通りのテラス席からも、ワインを楽しみながらハイレゾサウンドのシャワーを浴びて頂けます>


▽夏秋武蔵屋酒舗さんのイタリアワイン試飲会の様子

夏秋武蔵屋酒舗さんが主催されるイタリアワイン試飲会はこの対面。
お店の名前はフェリアさん。こちらも多くのお客様にご来場頂いております。

夏秋武蔵屋酒舗さん&フェリアさんのマダムである茂木夏子さんは、コラボイベントを評してこうお話されました。
『今回ご用意しているワインは、味覚・嗅覚・視覚・触覚を使って素晴らしさを楽しむもの』
『オーディオを通した魅力的な音楽は、聴覚を満たしてくれるもの』
『このコラボレーションはね、人の五感をもって楽しんで頂けるイベントなんですよ』

s-RIMG0155.jpg
<ゆったりとワインをあれこれテイスティング。感覚も冴えわたりますね>

s-RIMG0143.jpg
<今回も美味しかったですよ。武蔵屋さん一押しのアマローネは特に絶品でした>

s-RIMG0146.jpg
<今回は試飲会会場にもmu-soを展示させて頂きました。馴染んでますよね>


▽まとめ

以前のブログ記事にも書いているのですが、
ワインを味わいつつグラスの中のブドウの個性を感じとろうとする行為は、
音楽を聴きながら、楽曲に込められたアーチストの想いをもっと感じとりたいとするのに似てる気がします。
合わせるお食事とかワインの温度、そしてワイングラスの種類のように、
ハイレゾ音源やステキなオーディオ機器によって個性を感じ取るための手助けが出来ればいいな、と思うのです。
それによって、皆さまの日常そして心がほんの少しだけでも豊かになれますように。


末筆ではございますが。

JR市川駅近郊にお住まいの地元の皆さま、遠方より足を運んで頂きました皆さま、
オーディオファンの皆さま、心よりワインを愛する皆さま・・・、
当日ご来場頂きましたすべてのお客様に御礼申し上げます。
また、今回ご協力頂きました夏秋武蔵屋酒舗様&フェリア様、
イタリアワインのインポーター・ディビーノ様、
差し入れを頂きました、市川駅前のBar・SODAPOP様にも心より御礼を申し上げます。

naimaudioとiFI audioの輸入元様による当該コラボイベントへのご支援につきましても感謝致します。

以上、御礼とご報告でございます。
 

(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.